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5月のバラ管理
いよいよ、開花(一番花)の時期が近づいてきました。早咲きの品種では、すでに咲いているものも見られるかもしれません。バラを育てている人にとって、最も心躍る時期ではないでしょうか? では、これからの時期に行わなければならないことを紹介します。 これからの時期に必要な管理は「病害虫の防除」と「花がら摘み」です。 まず、「病害虫の防除」については、薬剤散布というものがあります。購入後に、そのままの状態で使用できるもの(ベニカX等)を使えば、容易に病害虫防除が出来ます。また、粒剤のもの(オルトラン等)を使用すれば、株元に撒いておくだけで効果が期待できます。しかし、このいずれの場合においても、同じものを使い続ける事になるので、薬剤耐性(薬が効きにくくなる事)が付き易く、次第に効果が薄くなってくる危険性があり注意が必要です。 では、理想的にはどのようにするのがよいかというと、週に一回程度「予防剤」と呼ばれる殺菌剤(オーソサイド、トップジンM、ベンレート・・・等)を撒布し、病気の発症を未然に予防します。しかし、それでも多くの場合、病気は出てしまいます。 そこで、病状が確認された後には、使用する薬剤を「治療剤」と呼ばれる殺菌剤(スミレックス、マネージ、ミラネシン・・・等)に切り替えます。そして撒布する頻度も病状の改善が見られるまで、週に2回程度行い、症状の改善が見られた頃から、「予防剤」にもどし予防を続けます。 同様に、害虫が発生した時には、ハダニ、アブラムシ、ヨトウムシ・・・というように、害虫の種類によって使用する薬剤も変わってきます。そして、病害虫の薬剤耐性を考慮し使用する薬剤も数種類をローテーションさせなければいけません。 ここまで聞くと、多くの人は薬による防除は難しいと倦厭してしまうかもしれませんが、前者の方法と後者の方法を組み合わせて行えば、比較的容易に病害虫の防除を行うことが出来ます。 例えば、日常の予防を「オルトラン」で行い、症状が現われたときに「治療剤」や「殺虫剤」を利用するという方法であれば比較的容易に防除が行えます。(病状や害虫の判断が必要となってしまいますが) 次に、「花がら摘み」については、二番花の為の切戻しも含めたものとすると作業が楽です。この時の切戻す位置としては、5枚葉を2~3枚付けて切るというのが一般的のようです。(房咲きのものの場合は、終わった花の花がらだけを取り除いてた後に切り戻しを行っても構いません)そうすると、概ね6月の下旬ごろには二番花を楽しむことが出来ます。 どうでしょう?参考になりましたでしょうか? 今回はちょっと難しい内容となってしまいましたが、バラを育てていく上で、避けては通れない病害虫防除ですので、ぜひ覚えていただければ幸いです。
by hanaart-garden
| 2008-05-13 21:31
| 田中 修一
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