庭造り日記


「はなあーと ガーデン」   名古屋市天白区を中心に外構工事、庭造りをする日々を綴った日記ですhttp://www.8187.co.jp/garden/
by hanaart-garden
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ
ブログパーツ
以前の記事
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

カテゴリ:仲間( 2 )


現場近況報告(A様邸① 角谷)

年明けより工事に入らせていただいているA邸では、色々な内容が盛りだくさんのため、工事の内容も複雑になっきています。お茶のできる眺めのいいテラス・犬ちゃん用の立水栓・ウッドデッキ・サービスヤード・大好きな鉢植えの楽しめる花台・花壇スペース・犬ちゃん用フェンス・・・・・・などなど夢が一杯詰め込まれたお庭の工事をさせていただいています。

そんな中で、今日は大工の稲熊さんがウッドデッキを作りに、左官の山口さんがテラスをつくり現場に来てくれていました。職人さんは私達の考えたアイデアやイメージを実際に形にしてくれる人です。重要な「手」になり、「技」を使い、一緒に形を作り上げてくれます。私達と職人さんのチームプレーでお庭の工事を進めることが出来ます。もちろんお客様にもアイデアを練り、デザインを考えることを、一緒にお手伝いしていただいたり、試行錯誤したり・・・色々な「人」のご協力のなかで、お庭の工事はすすめられていきます。

e0110872_2130923.jpg
←左官職人 山口さん
細やかな気配りで、丁寧に仕事を進めてもらっています。
今日ははなあーとオリジナルアイアンフェンスの取付準備をした後に、自然石のテラスの作成準備を。写真に載っている淡い色合いのライムストーンは、天然石なので、年数を経るほどお庭になじみそうです。


e0110872_21323386.jpg→大工職人 稲熊さん
代々大工さんで、お父さんにもお世話になっています。穏やかに、しっかり、仕事を進めてもらっています。
大工さんは、材木の塗装など、現場以外でも下ごしらえが意外に必要で、現場に来て作業をする日もあれば、倉庫にて作業している日もあります。今日はウッドデッキとパーゴラの基礎の準備に入っていました。写真に少し写っているウッドデッキは「ウエスタンレッドシダー」というカナダの輸入木材で作りました。表面には防腐効果のある「サドリンクラッシック」を塗装しました。塗装色は少し落ち着いた色合いの「ウォールナット」を使用しました。

まだまだこちらの現場から、近況ご報告できるかと思いますが、今日はここまでとなります。工事現場が徐々にお庭に変身していく様子は、私が毎日見ていてもとても楽しいものです。(楽しいばかりではなく、難しい問題もでてきたりするのですが・・・・。)日々、皆様のお庭のことを、あれやこれや考える時間も、職人とあれこれ検討するのも、楽しい時間です。そういった時間を皆様につくっていただけることにも、本当に感謝しています。
[PR]

by hanaart-garden | 2007-01-15 21:58 | 仲間

「京都・和庭散策」①

去年のことになりますが、念願であった「京都・和庭散策」をはなあーとガーデンスタッフで行ってまいりました。
せっかくお庭をみんなで見に行くのだから、そう簡単にはみることの出来ないところを、ということで、長い歴史のなかで、保存され続けてきた、「桂離宮」・「修学院離宮」に行くことに決めました。これらは、宮内庁により管理されていて、一般公開されていないことから、前もっての予約が必要となり、抽選の結果、2班に分かれなくてはいけなかったので、坂班・角谷班にわかれ別行動となりました。今日は坂班の「修学院離宮散策」について、ご紹介したいと思います。

修学院離宮は、17世紀中ごろ、後水尾院の為に、徳川幕府が14年の歳月をかけてつくった池泉回遊式庭園です。壮大なスケールで、上・中・下の3つの茶屋ゾーンで構成されています。そのスケールの大きさといい、雄大で、上品な空間に感じました。

e0110872_22342293.jpg
壮大な生垣の刈り込みは特殊な技術で施されているとのことでした。ハサミなどは使わず、大きな鎌を振り回して作業するとのことです。
e0110872_22413447.jpg
その生垣の間を通り、山を登っていったさきは小高くなっていて、大きく視界が開けるとともに山の雄大な景色を眺望することができました。その眼下にひろがる人工的な池や造形的な美しさをもつ大刈込みと、雄大な山々の自然な借景が対比によって美しく感じられました。また、その人工的につくられたという池や大刈込みのスケールの大きさにも、とにかく、驚かされました。
e0110872_22411887.jpg

上離宮の茶屋には、赤と黒の小石が埋め込まれ、その数から「一二三(ひふみ)石」と呼ばれています。
e0110872_22334767.jpg
松の並木の間から見える段々畑は、庭園の外にあるのですが、その段々畑の造形美もまた、借景の一部になっていました。そこでは今でも代々受け継がれた農家の方が管理していて、野菜を作ることはもちろん、畑でありつつ、美しさを保っているようでした。
e0110872_22353795.jpg
池の水面にうつる木々は冬の景色をうつしていました。

今回の京都は、今、お庭のお仕事をさせていただくにあたって、古き文化や手法を学び、現代の庭造りにどう生かすことが出来るのか、模索する旅となりました。スケールの違いはあるかもしれませんが、お客様のお庭に立って、美しい借景を利用した庭造り・水の流れや静けさを生かした空間造り・リズムのある細やかなデザイン・厳選された素材の利用や組み合わせ方・植栽の造形的な剪定・・・・・などなど、様々な視点でお庭造りをさせていただくことができたら、と感じることができました。修学院離宮の雪景色や、春の桜など、また違った趣がある様子で、何度でも訪れてみたいと思いました。(坂敦司)
[PR]

by hanaart-garden | 2007-01-13 00:03 | 仲間